畳が出来るまで |
い草製品が出来るまでを紹介します。 |
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①苗作り
排水の良好な土質のところでイ苗を作る。 |
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②株分け
苗床から掘り起こし、植え付けように7~8本ぐらいづつに株を分ける。 |
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③い草植付け作り
株の丈を約20cmに切り揃え、本田に植え付けの準備が整う。 |
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④先刈り
5月中旬、成長しているイ草を地上から約45cmの高さに刈り揃えます。その理由は、
1.生育を均一にする。
2.先枯れを少なくする。
3.花や茎がつくのを少なくする。
4.早期倒伏を防ぐ
5.品質を向上させるための若返り |
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⑤網かけ
5月下旬~6月上旬にかけて、倒伏防止の為に網かけをする。い草は茎が細長いため、草丈が1~1.2mになると自然に倒伏する。早く倒伏すると茎の伸長や分裂が悪くなり、病気の発生や品質低下を招く。倒伏防止は茎を垂直に保ち均一に健全に成育させる効果があります。 |
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⑥刈取り
7月上旬から7月中旬にかけて刈取ります
。刈取り時期は茎の色、堅さ。弾力性が適度になった時の作業です。
労力と技術を要し大変な作業になります。刈取り方法は、手刈りと刈取機を使用します。 |
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⑦泥染め
刈取りしたい草は、その日のうちにい草独特の色、香り、光沢を出すため、天然染土を使って泥染めを行います。その後、乾燥機で乾燥させます。 |
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⑧乾燥
1.天日乾燥…昔は泥染されたい草は刈取後の田に並べて約2日間かけて乾燥していました。
2.機械乾燥…泥染されたい草を乾燥機で乾燥します。
3.火力乾燥…火力により約3時間かけて乾燥させる。 |
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⑨選別
選別機でさまざまな長さのい草を設定した長さで選別していきます。 |
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⑩織り
選別されたい草の傷・太さのチェックをし丁寧に織り上げていきます。 |
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⑪仕上げ+縫製
製織された製品は、一枚一枚折り傷がないかなどをチェックしながら仕上げを行います。 |
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⑫出荷
こうして、工場より出荷されたイ草は各畳店に届けられ、お客様の元へ渡るのです。 |