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障子枠の種類 |
障子には、その発展過程で組子の組み方により様々な種類があります。長い年月を経て、地域により目的によりバリエーションが展開されています。 |
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障子骨材について |
最高級品では「赤杉」「備州ヒノキ」などが有名で、一般的にはスプルースがよく使われています。
松材は松ヤニが出てしまうのが難点です。 |
高級
↑
並 |
障子骨材 |
特 徴 |
赤 杉 (国産材) |
赤みを帯びた芯材で、杉独特の柔らかさと上品さが特徴。高級造作材として長年使用されている。 |
備州ヒノキ (国産材) |
材は緻密で、均質。材の産地により性質が異なる。建具材は安定した人気がある。
座敷の障子には伝統的にヒノキが使われていることが多い。 |
米ヒノキ (輸入材) |
芯材は黄褐色ないし、桃褐色色で、日本のヒノキよりも色が濃いめ。耐久性、加工性に優れており、狂いが少なく製品の仕上がりが良いのが特徴。ヒノキと材質が似ているため代替品として広く用いられている。 |
米 杉 (輸入材) |
ネズコ(ヒノキ科)と同種だが、杉とは違い「米杉」と呼ばれる。表面の仕上がりは中級クラス。まれにアレルギー症状を引き起こす原因となるので、注意が必要。 |
スプルース (輸入材) |
木目は通直、木肌は密で加工性に優れており、繊維が強い。繊維方向への強い摩擦で表面が剥げることがある。色焼けする。一般的に最も使われている骨材の一つ。 |
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