畳選びのポイント |
購入してから3~5年。裏返しもして、いよいよ畳表も寿命を迎えてきます。
寿命を迎えた古い畳をそのままにしておくと見た目に悪いのはもちろんのこと、
畳床に発生したカビが室内の空気中に漂ったりと衛生的にもよくありません。
畳の持つ空気浄化能力や、保温保湿なども失われています。ここは思い切って畳を新調して見ましょう。
それでは新しい畳にする時に何に気をつければいいでしょう?
ここでは畳の良し悪しの見分け方を通した、畳選びのポイントをご説明します。 |
畳の品質 |
[ い草の質 ]
畳を構成するメイン素材、原料、一般的な認識ではもしかすると"畳そのもの"ととらえる方もいらっしゃるかもしれません。つまり畳を語る上で最も重要な部位がい草なのです。もちろん、畳の品質を語る上でもい草の品質が物をいうのは、言うまでもないことです。
それでは、い草の良し悪しはどこで見分けるのでしょうか?一般的には茎(表部分)に変色がなく統一された色合いで、1本1本が統一された太さである程に品質の高いい草と言われます。畳表を作る際には刈り取ったい草の穂先、根元を切ったものを使用し、中央の茎の青い部分を中心に使います。成長の良いものほど、茎の青い部分が多くなるので、草の良し悪しはその成長度合いにも大きく関わってくるといえるでしょう。
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畳の日常のお手入れ
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下級品 |
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普及級品 |
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中級品 |
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上級品 |
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最上級品 |
100cm程度 |
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110cm程度 |
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120cm程度 |
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130cm程度 |
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140cm程度 |
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畳表の見分けるポイント |
畳表はいぐさの長さや質、糸、織り方などで通常4段階に分けられます。重要な判断基準になるのが一枚の畳表に4,000~7,000本ももちいられるいぐさで、茎に変色や病気、傷がなく、根元から先まで充実し、太さの揃ったものほど良いと言われています。一般的には長いい草を使用したものが、根元と先端を除いた部分が多く使われるため良い畳表になります。また、上質の畳表ほどい草の織込み本数が多く、強度のあるマニラ・麻糸が使われてます。 |
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経糸(たて糸)
経糸(たて糸)には。マニラ麻糸、麻糸、錦糸、化織糸があります。 |
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マニラ麻・ジュート麻経糸 |
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麻経糸 |
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錦経糸 |
高級な畳表ほど、良いい草を多く織り組んでいきますが弾力のある良いい草を多く織り込むには、それを支えられるだけの上部な経糸が必要となります。い草の品質、織り込む量により、この経糸の質も変わってきます。
以上のようなことを踏まえて、畳を購入するときには実際にサンプルなどを”目で見て”、”手で触れて”見た目と触感を確かめてからお選び下さい。用途やご予算、デザインできっとご要望の畳が見つかります。 |